仕事中のファッションを考える

制服廃止について

10年強ほど前に改正男女雇用機会均等法が施行されてから、あちこちの企業で女性の仕事着としての制服が廃止されてきているようです。理由は男性はスーツなのに女性は制服というのは差別に当たるとか何とか。正直変な理由だなと思いますが、それも時代の流れなんでしょう。しかしこの「女性の制服を廃止する」という件ですが、存外賛否両論あるようで、しかも否定派というのは女性が多いというのがちょっと意外に感じました。まず肯定派としては費用の削減、男女の平等化、面白い所ですと女性は制服が会社から支給されているのに男性の仕事着であるスーツは自前なのは平等じゃない、などの理由があるようですが、否定派の理由としては仕事で使う私服にお金がかかる、仕事で私服を汚すのが嫌だ、女性の仕事着のガイドラインが決めきれないなどの理由のようです。こんなこと言うと女性に怒られそうですけど否定派の理由がしょうもない気がするんですよね。とは言え気持ちはわからなくもないです。主に金銭面で、ですが。女性にもスーツはありますけど、スーツって存外お金かかりますからね。それとガイドラインが決めきれないというのもわかります。女性の服装というのは男性よりもはるかに多種多様ですから、その中で仕事に適した、となるとどこからどこまでが一般的なのか、という基準を決めるのは本当に難しいと思います。ちなみに私はある程度のルールを決めた上で、着る着ないは該当者に任せたらいいのではないかなと思いますけど、どうでしょうか?

仕事中のファッションも重要

仕事場で着用する仕事着は、毎日着用するものなので、機能的に優れているものが多いです。また職場から何枚か支給があるので、自分で服を用意しなくてもよいという経済的なメリットもあります。最近ではそのファッション性も注目をされることが増えてきましたが、まだまだ仕事着は地味であるという印象のものが少なくありません。制服の中には上着だけが皆で統一したもので決められているもの、上下がすべて決められているものと色々あります。その仕事着を着用する女性の中で、同じものを着ているのに、あの人は綺麗に着こなしているのに、自分は何だか着こなしが違うということもあります。着用していると、次第に自分の身体になじんできて、着用しやすくなるということもありますが、実は自分の体型を綺麗に見せるために、ウエストを絞ったり、袖を絞ったり、少し手を加えていることもあるのです。自分の体型を良く知っているからこそできることです。上着だけが統一されている場合には、その日の気分によって下をズボンにしたり、スカートにしたり変化をつけることもできます。最近では仕事服ばかりを扱ったカタログなどもあります。それらを参考にして、着こなし方を研究することもできます。制服の色に合わせて小物を演出したり、その服装に合った髪型を見つけたり、化粧を変えてみたりすることも可能です。そのような変化で仕事だけでなく、仕事に着用する服装を楽しんでいる女性もたくさんいるのです。仕事の服装について詳しく書かれているサイト⇒http://women-workclothescouncil.com/